震災で資金需要が落ち込み 日銀の貸出調査、2期ぶりマイナス
日銀が20日発表した7月の主要銀行貸し出し動向調査によると、過去3カ月の需要の強さを示す「資金需要判断指数(DI)」は企業向けがマイナス5となり、4月の前回調査のプラス8から13ポイント悪化した。悪化は2010年7月調査以来、4期ぶりで、マイナスとなるのは2期ぶり。
東日本大震災による被害や売り上げの落ち込みを受け、企業の資金が低下し、借り入れを抑制したことが原因。
規模別では、大企業向けが前回のプラス6からマイナス2に8ポイント悪化した。中堅企業向けもプラス1からマイナス2に3ポイント、中小企業向けはプラス9からマイナス6に15ポイント悪化した。
個人向けDIは、マイナス4からマイナス8に4ポイント悪化。住宅ローン、消費者ローンともに低調だった。調査は国内銀行と信用金庫の計50の金融機関を対象に実施した。
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