大林组开发出新型照明系统 可节约55%的电力消耗

大林組、消費電力を５５％削減　節電時代の照明システム開発

大手ゼネコン（総合建設会社）の大林組は２１日、蛍光ランプ２灯分の明るさを１灯で実現したＬＥＤ（発光ダイオード）を、ＮＥＣライティング（東京都港区）と共同開発したと発表した。従来の照明器具に比べ消費電力を５５％減らせ、競合のＬＥＤ照明に比べても３０～５０％減らした熱効率の高さが特徴。東日本大震災後の電力不足で節電がキーワードとなる中、ビルの２～３割の電力消費を占める照明を省エネ化するシステムをテコに、オフィスビル受注につなげる考えだ。

開発したのは「エコルミＬＥＤ」。両社のノウハウを生かした効率の高い照明構造とすることで、照明１灯当たりの消費電力は２７ワットと、従来の蛍光灯（約６０ワット）に比べ半分以下に減らした。コストは従来品に比べ２倍超となるが、超寿命で通常オフィスであれば１０年間は交換不要なため、ランニング費用が約６割減り、約５年間で初期費用の回収が可能という。

大林組では、再開発中の都内の施工物件に適用し、順次、売り込みを強化する方針だ。