東京電力が、国内有数のデータセンターを保有する有力子会社の売却を決め入札手続きを始めたことが17日、わかった。
東電は年度内売却を目指しており、KDDIや楽天、富士通、日立製作所、NECなどが、買収に前向きという。最終的な売却額は最低でも500億円超とみられ、1000億円規模になる可能性もある。東電は福島第一原子力発電所の賠償資金を捻出する。
東電が売却手続きを始めたのは、「アット東京」(東京都中央区)で、世界最大級とされる総床面積14万平方メートルのデータセンターなど、都内5か所に拠点を持つ。金融機関のデータなどを預かったり、企業のサーバーの管理・運用などを手がけている。2000年に東電がグループ企業などと共同で設立した。東電本体が約81%、グループ会社が3%の株式を保有している。資本金は133億7850万円で、11年3月期の売上高は約250億円、経常利益は約50億円だった。
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