日本ガイシは19日、2012年3月期の連結税引き後利益が400億円の赤字になる見通しだと発表した。
1919年の設立以来、初の赤字に転落する。9月に茨城県内で同社の蓄電用のナトリウム硫黄(NAS)電池から出火した事故を受け、販売済みのNAS電池の無償回収・修理などの費用として約600億円の特別損失を計上するためだ。
名古屋市内で記者会見した加藤太郎社長は、「どんな理由であれ、当社製品で火災が起きたのは事実」と述べ、NAS電池が過熱しても火災が起きにくいような構造に設計を一部変更することを明らかにした。
NAS電池は、発電所や大規模工場で使われる蓄電池で、日本ガイシは国内外で174件の販売実績がある。火災発生後は顧客に使用を見合わせるよう申し入れている。
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