大王製紙の関連会社で紙おむつ製造の「ダイオーペーパーコンバーティング」は22日、本社がある愛媛県四国中央市内で臨時株主総会を開き、大王の創業家の提案で、大王からの出向者6人を含む取締役7人全員の解任を決めた。
創業家側の意向で取締役全員が解任された関連会社は2社目。前会長による巨額借り入れ事件をきっかけとした創業家と経営陣の対立が激しくなってきた。
株主総会では、創業家側の提案により、新たに5人の取締役を決め、大王製紙元社長の大沢保氏が新社長に就くことが決まった。経営陣側はいずれも反対した。
ペーパーコンバーティングは、特別背任罪で起訴された大王製紙の
井川意高前会長の父で、元顧問の 高雄氏ら、創業家側が合わせて過半数の議決権を持っている。高雄氏は創業家側が実権を握る10社程度で取締役の交代を求める考え。関連会社は紙おむつやティッシュ製造など、グループの中核を担っており、内紛が長期化すれば、業績にも影響を及ぼしかねない。
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