株式会社NTTデータ(代表取締役社長:山下 徹、以下:NTTデータ)の「CAFIS®伝票保管サービス」は、ららぽーとマネジメント株式会社(代表取締役社長:安藤 正、以下:ららぽーとマネジメント)に採用され、明日からサービス提供を開始します。
「CAFIS伝票保管サービス」は、クレジットカードでの支払い時に必要なサイン(署名)用伝票を電子化する共同利用型サービスです。
ららぽーとマネジメントでは、サイン伝票にまつわるレジオペレーションミスの軽減や業務効率化を目指し、本サービスの導入を決定しました。今回、ららぽーとマネジメントが運営する6施設で、2011年7月から順次導入していきます。
NTTデータでは、今後もショッピングセンター、専門店などに本サービスの利用拡大を目指します。
【導入の概要】
ららぽーとマネジメントは、全国55ヶ所でショッピングセンターやアウトレットパークといった商業施設の運営・管理をしています。その中で、クレジットカード決済時のサイン伝票の管理業務については、膨大な枚数の伝票を商業施設内の各テナントから回収したり、1枚1枚お客様のサインをチェックしたり、整理して倉庫へ保管したりと、非常に多くの作業が必要でした。
そこで、「CAFIS伝票保管サービス」を導入し、サイン伝票を電子化することで現状の課題の解決を目指していくことを決定しました。
まずは、端末更改を予定している6施設(注)から導入を開始し、順次展開していきます。最初の導入は、
ショッピングセンターやアウトレットパークでのサイン伝票電子化の取り組みは、ららぽーとマネジメントが日本で初めてとなります。
【サービスの概要】
「CAFIS伝票保管サービス」は、クレジットカードでの取引時に必要となるサイン伝票(加盟店保管用伝票)を電子化し保管するサービスです。
まず、加盟店のクレジット決済のしくみに電子サインパッドなどを組み込み、これまで紙伝票を用いて行っていた署名などのオペレーションをサインパッド上での実施に変更し、サイン伝票の紙出力を廃止します。
そして、サインパッド上で取得したサインと、これまで伝票に出力していた取引の情報を、電子データで作成し、NTTデータが共同利用型で提供する保管センタで7年間にわたり安全に保管します。
さらに、本サービスでは保管した電子データを伝票イメージで閲覧できる検索サイトを提供し、加盟店の伝票確認や、カード会社への伝票提出業務もサポートします。
「CAFIS伝票保管サービス」は、クレジットサイン伝票の電子化および保管を共同利用型で実現する日本で初めてのサービスです。2011年7月8日から運用を開始し、ららぽーとマネジメントがファーストユーザーです。
【導入後の運用イメージ】
本サービス導入店舗でクレジットカード決済をした場合、これまで紙伝票に記入していたサインが、電子サインパッドへの記入に変わります。
【導入のメリット】
「CAFIS伝票保管サービス」の利用により、以下のメリットがあります。
伝票へのサイン記入漏れの防止
伝票の渡し間違いの防止
店頭での伝票紛失の防止
各テナントから伝票回収業務の削減
伝票内容・伝票枚数チェック作業の削減
伝票保管作業の削減
伝票保管スペースの削減
伝票検索作業の軽減
【今後の取り組み】
ららぽーとマネジメントは、今回導入する6施設での導入効果を検証し、他施設への展開も目指します。
NTTデータでは、「CAFIS伝票保管サービス」を利用するユーザーの拡大を図り、2015年度末までに10社以上への展開を目指します。
・ 「CAFIS」は、日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*文章为作者独立观点,不代表日本通立场
本文由 日本通 授权 日本通 发表,版权属作者所有,未经许可,严禁通过任何形式转载。
参与讨论