高圧ガス製造大手、東邦アセチレン(東京)の藤井恒嗣社長は21日、多賀城市を訪れ菊地健次郎市長と懇談し「ここを本拠としてさらに大きく発展したい」と述べ、同市への本社機能移転を検討していることを明らかにした。
同市栄2丁目にある同社の仙台事業所は、震災の津波で製造プラントなどが冠水。8月に全面再開した。復旧費用は10億円以上の見込み。
事業所や仙台工場を合わせて震災前と同じ約100人が勤務する。同社は震災で半壊となった産業道路沿いの社宅(同市栄2丁目)を取り壊し、3階程度の社屋を建てる方針を示した。従業員らの避難先を確保するとともに、新社屋に本社機能を移す方向で検討を始めているという。
藤井社長は仙台事業所復興への市の支援に感謝した。環境材料卸リストン(東京)の石光高博社長も同行、市に太陽光発電のLED街灯2基を寄贈した。東邦アセチレンは1955年設立。資本金22億6100万円。61年東証2部上場。仙台市青葉区に営業本部がある。
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