2011年9月中間決算で大幅な赤字となった北海道エアシステム(HAC)の西村公利社長は29日、北海道に対し、4月中には600万円の運転資金不足になるとの試算を示し、財政支援を要請した。
道も支援の検討に着手したが、同社の筆頭株主となって約1年たつ道の責任は曖昧なままとなっている。
同社の12年度上期(4月~9月)の資金繰り見通しによると、資金残高は3月末に400万円まで落ち込み、4月から7月まで100万~3200万円の資金不足となる。
ただ4月以降の利用率の改善などで、8月以降は資金残高がプラスとなり、上期全体の経常損益は4300万円の黒字を想定。短期的な資金不足を乗り切るため、同社は道からの借入金4億円のうち、3月末が返済期限となる4000万円の返済猶予などの支援を要請した。
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